小学生の時から憧れていた一戸建てのお家。
それが現実の事となってきました。
そのきっかけにも繋がる話をここで書きたいと思います。

私の実家はそれは、もう

ボロボロの２ＤＫの借家に家族４人で住んでいました。
昔、疎開してきた人たちのために大家さんが建てたそうです。
そんな家のせいなのか、当時、母親から

ずーっと友達を家へ呼ぶ事を禁じられていました。
２、３回程、家で遊んだり、勉強したりした事もありましたが、

「うちは汚いんだから」と言われる始末。
確かに、夜寝る時にネズミが屋根裏を走りまわっていたり、

ゴキブリが大量に出たり、
トイレに小さいハエが窓の辺りを飛んだりしているので、

「汚い」かもしれません。
なので 、思春期の女の子がそこに住んでいるだけでも

かなり限界があると思っていました。
恐らく、母親も引っ越したいと思っていたと思います。
しかし、父親が自営業なので、家を買う事は無理だと

思っていたかもしれません。
だったら、賃貸でも新しい所に移り住んで欲しいと思っていたのに、
１０年前に母親が亡くなったせいか分からないけど、

今も父親だけがその家に住んでいます。
結局、引っ越す事も無いまま、

結婚して今の家族になって、アパート（2002年4月現在）に丸４年・・・。
念願のマイホームを得る事が出来ました。